夕方からの盆踊りに参加して帰ってきたら頭が痛い

どんどん♪ カッカッ♪  どんどん♪ カッカッ♪

 

私が現在住んでいるところの近所では、都会には珍しく町内会の活動が盛んで

けっこう本格的な盆踊りが公園の広場で開催され、屋台がいくつか出ます。

市議会議員の先生方も入れ代わり立ち代わり、踊りの合間にごあいさつ。

 

踊りもビシッとそろいの浴衣で決めたお姉さま方が決めてくれます。

子供たちも大勢来るけど、地元のお年寄りがそれはそれは楽しそうに踊りを見ています。

 

でも、これが意外に危険だったりします。

 

 

完全に日が暮れているのにものすごく暑い祭り会場

 

ここのところ真夏日の連続で、日が沈んでからもちっとも涼しくならないですよね。

お祭りは19時から始まるのですが、まだまだ、ようやくセミが元気になって泣き出したぐらいで、暑いです。

ましてや、70m四方ぐらいの公園の広場に、太鼓部隊があり、提燈が張り巡らされ、屋台が出て、

踊る人と見る人で歩き回るのも大変です。

 

 

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そんなところに、楽しくて、昔を思い出しながらおじいちゃんやおばあちゃんが長時間立っている。

見ているときは心躍るかもしれませんが、体は高温にさらされ続けています。

年配の方は水分を摂取することもついつい忘れてしまいがちです、脱水してもあまりのどが乾かないから。

 

ということで、祭りを楽しんで帰ってきたおじいちゃんが、帰ってきたらちょっと頭が痛いからと部屋に引き上げます。

もともと、エアコン嫌いだからつけない。

窓を開けても30度、そのうえ、祭りの太鼓の音が寝るときはうるさいからと窓も開けない。

 

お部屋で熱中症になってしまいますよ。

 

 

外から帰ってきたら水分補給をして、話し相手になってあげて

 

お年寄りはもともと体の水分が少なめです。

このためにちょっと汗をかいただけで簡単に血液が濃縮してしまいがちです。

さらに、痛みや苦しみを感じ取る能力が落ちてくるので、自分の体の危険に気が付きにくい。

 

だからこそ家族の声掛けが大事です。

「お父さん、祭りはにぎわった?」

「おう、にぎわっとった。来ればよかったのに。ねる。」

「え?もうねるの?お風呂湧いてるよ」

「きょうはいい、つかれた」

「お水飲んだ?」

「のどはかわかん。ちょっと頭が痛いからねる。」

「お父さん、お水少しだけ飲んで、リビングのソファーで寝てて、あそこが涼しいから。お部屋はまだ暑いから風を通して冷やしておくよ。」

「暑くても平気だ、寝ればわからん。」

「いやいや、今日は子供たちも早く帰るって言ってたから、リビングで寝てて、起きたらみんなでスイカ食べようよ。」

「ん、そうか。」

「はい、お水飲んで。頭痛いの良くなるかもだよ」

「うん。すまんな。」

 

心配しすぎかもですけど、これだけ暑い毎日。

ご年配の方の体は中年以下の人に比べると、体力的な余裕がそれほどないことを忘れないでくださいね。

 

一緒にお祭りを見に行ってあげれたら、その暑さ、しんどさにも気が付くんですけどね。

 

どんどん♪ カッカッ♪  どんどん♪ カッカッ♪

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